東京競馬場 芝2000mの特徴を知る!

直線距離 : 525.9m

主要レース : 天皇賞(秋)(GI)

東京競馬場 芝2000m コース紹介!

東京競馬場のコース図

東京競馬場芝2000mは第1コーナーのさらに奥にあるポケット地点からスタートし、第2コーナーまでの距離が短いため外枠は位置取りで不利になりやすいコースです

3コーナー手前に高低差約1.5mの坂があり、これを越えるとすぐに3~4コーナーへ向かいます

最後の直線は約525mと非常に長く、残り500m付近から約160mにわたり高低差約2mの上り坂があり、登り切っても300m以上の全力勝負が続きます

序盤はポジション争いが激しくなりがちですが、直線の長さを活かした末脚勝負になりやすいのが特徴です。高速馬場になることが多く、スピードと瞬発力を兼備した馬が好走しやすい舞台です

東京競馬場 芝2000m 脚質傾向!

東京芝2000mでは、逃げ馬の連対率は低めです。最も好成績を残しているのは差し馬ですが、統計的には先行馬と差し馬が拮抗した成績となっています。

ゴール前の坂やコース形態が影響し、道中は控えて終盤で鋭く伸びるタイプが有利になりやすいようです。予想を立てる際は、先行馬・差し馬を中心に組み立てるのが効果的でしょう

脚質 勝率 連対率 複勝率
逃げ 8.5% 15.2% 18.9%
先行 11.3% 20.1% 24.7%
差し 12.8% 22.4% 27.1%
追込み 10.2% 18.6% 22.8%

東京競馬場 芝2000m 枠順傾向!

東京芝2000mの枠ごとの成績を見ると、外枠の7枠と8枠は成績が低く、明らかに苦戦している様子がうかがえます 。同じ外側でも6枠は7枠・8枠ほど悪くないものの、全体的には外枠不利の傾向が顕著に現れています。

1-5枠の内枠・中枠が比較的安定した成績を残しており、特に1-3枠の成績が高いことが特徴的です。全体として、スタートから第2コーナーまでの距離が短いため、外枠が不利で内枠・中枠が有利である傾向が強いと判断できます 。

枠順別成績統計
勝率 連対率 複勝率
1枠 11.2% 20.8% 26.1%
2枠 10.8% 20.1% 25.3%
3枠 11.5% 21.4% 26.9%
4枠 9.7% 18.2% 22.8%
5枠 9.3% 17.5% 22.1%
6枠 9.6% 18.0% 22.8%
7枠 7.8% 15.1% 19.3%
8枠 6.9% 13.7% 17.8%

東京競馬場 芝2000m 騎手傾向!

C.ルメール騎手は勝率、連対率、複勝率全てにおいて高く、軸として最も信頼できる騎手です。直線の長い東京で求められる瞬発力の引き出し方に長け、天皇賞(秋)でもアーモンドアイやイクイノックスで王道の差し切りを決めるなど、東京2000mでのペース判断と仕掛けのタイミングが絶妙です。

川田将雅騎手も安定した高成績で、先行~好位差しから確実に馬券圏を取り切る騎乗が持ち味です。天皇賞(秋)でも好位でリスクを最小化しながら直線で確実に伸ばす理詰めの騎乗を見せており、人気馬での取りこぼしが少なく条件が揃えば勝ち切りまで期待できる存在です

また、横山武史の回収率が良好であり、積極的に狙うのも面白いと言えます

騎手別成績統計
騎手名 勝率 連対率 複勝率
C.ルメール 24.8% 42.1% 48.3%
川田将雅 22.3% 38.7% 44.2%
横山武史 18.9% 34.2% 41.7%
戸崎圭太 15.6% 29.8% 36.4%
D.レーン 14.2% 27.1% 33.8%

東京競馬場 芝2000m 過去の名勝負!

● 2008年 天皇賞(秋) ウオッカ

2008年の第138回天皇賞(秋)は稀に見る接戦となりました。1番人気は武豊騎手騎乗のウオッカ、2番人気は安藤勝己騎手騎乗のダイワスカーレット、共に牝馬の域に収まらない名牝です。

ダイワスカーレットがペースを握り、ゴール前はウオッカとディープスカイが追ってくる展開となりました。結果、長い長い13分もの写真判定の結果、ほんの2センチ差でウオッカが勝利を収めました。

勝ちタイム1分57秒2は当時のレコードタイムで、両雄のレベルの高さを見せつけたレースとなりました。

● 2023年 天皇賞(秋) イクイノックス

2023年の第168回天皇賞(秋)は11頭で争われ、イクイノックスがルメール騎手とともに3番手から抜け出し、1分55秒2の驚異的なレコードタイムで圧勝、連覇を果たしました。2着に2馬身半の着差をつける圧勝で、これによりGⅠ5連勝も達成しました。レースはペースが非常に速く1000m通過は57秒7でしたが、イクイノックスにとっては「普通のペース」とルメール騎手は語り、実際に直線では余裕を見せました。キタサンブラック産駒で親子制覇も成し遂げ、騎手のルメールは天皇賞秋で5回目の勝利を挙げました。