福島競馬場完全攻略ガイド|コース特性と予想のコツ

福島競馬場は東北地方唯一のJRA中央競馬場です。

芝コースは1周1,600mで、4月の福島牝馬ステークスや7月の七夕賞、11月の福島記念といった重賞レースが開催されます。スタンドは観戦に適した設備が整い、家族で楽しめるチャイルドコーナーやポニーリンクなどの施設も備えています。

福島競馬場のコース全体像

福島競馬場は福島市にある右回りの競馬場で、東北地方唯一のJRA競馬場です。芝コースは1周1,600m(Aコース)、ダートコースは1周1,444.6mと、JRA全10場でもっともコンパクト。直線は芝292m(Aコース使用時)、ダート295.7mです。3・4コーナーにはスパイラルカーブが採用され、スピード感のあるレースが楽しめます。

ただし「小回り=単純」ではありません。福島の面白さは独特な起伏にあり、コースを1周する間にアップダウンを2回繰り返す構造になっています。

開催時期と馬場傾向

福島開催は例年、春(4月)、初夏(6〜7月)、晩秋(11月)に組まれます。起伏を芝コースで追うと、ゴール板を過ぎて2コーナーにかけて高低差1.7mの下り、向正面には一転して1.3mの上り、平坦部分を挟んで4コーナーから残り170m付近まで再び下り、そして残り170m付近から残り50m付近まで高低差1.2mの上りを駆け上がってゴールに至ります。全体の高低差は芝1.9m・ダート2.1mと大きくはなく勾配自体も急ではありませんが、実はでこぼこしたコースなのです。

注目度の高い初夏の開催は梅雨とまともに重なるため、雨の影響を受けやすいのが難点。排水性は格段に良くなりましたが、開催が進むにつれて外差しが決まるケースが増えるのは今も変わらない傾向です。

芝コースの狙い方

直線292mはローカル場としては標準的な数字ですが、差しもまずまず決まります。小回りのイメージにとらわれて先行馬一辺倒に狙いを絞ると、痛い目に遭うこともあるコースです。

細かなアップダウンが続くぶん、道中でリズムを崩さず走れるかどうかが重要。開催後半に外を回って伸びてくる馬が増えたと感じたら、内で立ち回るタイプの評価を一段下げるなど、その日の傾向に合わせた微調整が有効です。

ダートコースの狙い方

ダートの起伏構成も芝とほぼ同じですが、脚質傾向は異なり、水準以上に逃げ馬の活躍が目立つのが福島ダートの特徴です。同じ競馬場でも芝とダートで狙いを切り替える必要があります。

なおダート戦が芝からスタートするのは1150m戦のみ。芝部分でどれだけ加速できるかが最初のポジションを決めるため、この条件では枠順とダッシュ力の影響が大きくなります。

福島競馬場で行われる主な重賞レース

福島にGIは組まれていませんが、福島牝馬ステークス(芝1800m)、ラジオNIKKEI賞(3歳・芝1800m)、七夕賞(芝2000m)、福島記念(芝2000m)と、季節ごとに看板の重賞が並びます。

いずれも小回りコースで行われるハンデ戦・条件戦らしい紛れがあり、人気薄の激走も少なくありません。コース形状を味方につけられる立ち回り上手を探すのが、福島攻略の第一歩です。

福島競馬場の攻略法とコース特性