東京競馬場 芝2400mの特徴を知る!

直線距離 : 525.9m

主要レース : 東京優駿(日本ダービー)(GI)、優駿牝馬(オークス)(GI)、ジャパンカップ(GI)

東京競馬場 芝2400m コース紹介!

東京競馬場のコース図

東京競馬場芝2400mは正面スタンド前からスタートし、第1コーナーまでの距離は約350mです。1コーナーから向こう正面半ばにかけて高低差1.9mの下り坂が続き、3コーナー手前には高低差1.5mの上り坂があります。

最後の直線は525.9mと非常に長く、残り460m地点から300m地点までの160mにわたり高低差約2mの上り坂があります 。コース全体の高低差は2.7mに達し、距離以上にスタミナが要求されるタフなコースです。

オーバーシード芝で高速馬場になることが多く、スピードと瞬発力に加えて、急坂を2度走るためスタミナも重要な要素となるコースです。
オークス(G1)、日本ダービー(G1)、ジャパンカップ(G1)などの非常に重要なレースが開催されるコースとなっています。

東京競馬場 芝2400m 脚質傾向!

東京芝2400mでは、逃げ馬と先行馬が有利な傾向が見られます。特に逃げ馬は勝率・連対率ともに高く、長い直線でも粘り切ることが多いことを表しています。

差し・追込み馬は直線の長さを活かしやすいものの、2400mという距離の特性上、本格的にスタミナがある馬でないと最後バテてしまい伸び切れない傾向があります

長距離戦のためペース配分が重要で、序盤から前で運べる馬が有利になりやすいコースです。特にスタミナと瞬発力のバランスが重要です

脚質 勝率 連対率 複勝率
逃げ 15.8% 26.4% 31.7%
先行 14.2% 23.8% 28.3%
差し 11.7% 16.9% 19.1%
追込み 7.8% 11.6% 14.4%

東京競馬場 芝2400m 枠順傾向!

東京芝2400mでは、内枠がやや有利な傾向が見られます。外枠は位置取りで不利になる傾向があるコースです

2400mという長い距離では位置取りの重要性が高く、内枠から好位置を取れる馬が有利になります。スタートから1コーナーまでが約350mあり、この区間での位置取りが重要です。

実力馬であれば外枠からでも好走する可能性はありますが、基本的な戦略としては内枠に重きを置いた予想をするのが良いでしょう。

枠順別成績統計
勝率 連対率 複勝率
1枠 10.2% 21.1% 28.2%
2枠 8.8% 19.6% 26.7%
3枠 9.5% 22.8% 29.1%
4枠 7.9% 16.3% 22.4%
5枠 8.3% 17.7% 21.8%
6枠 6.9% 15.8% 18.9%
7枠 7.7% 18.2% 22.6%
8枠 7.2% 16.8% 21.1%

東京競馬場 芝2400m 騎手傾向!

C.ルメール騎手は、東京芝2400mで圧倒的な成績を誇り、このコースの絶対的王者として君臨しています。
日本ダービーでは2017年レイデオロで勝利を収め、オークスでは2018年アーモンドアイ、2024年チェルヴィニアで2勝、ジャパンカップでは2018年・2020年アーモンドアイ、2023年イクイノックスで通算3勝を挙げ、国際的な大舞台でも抜群の安定感を発揮しています。
長距離戦特有のペース配分に長け、終盤の手応えを見極める技術により、馬のスタミナを最大限に引き出す騎乗で定評があります。

川田騎手は、日本ダービーでは2016年マカヒキで初制覇を果たし、オークスでは2023年にリバティアイランドで勝利を収めています。
計算高い騎乗技術により、スタミナ配分を考慮した長距離戦での戦術眼に優れ、勝負どころでの的確な判断力が持ち味となっています。

関東を代表する戸崎騎手は、回収率の良さで知られ、人気薄でも好走するケースが多い実力者です。日本ダービーやオークスでは勝利はないものの、それぞれ2着を複数回記録しており、大舞台での安定感が光ります。
長距離戦全般での経験値の高さを活かし、馬の能力を最大限に引き出す騎乗技術により、穴馬でも上位入線を果たす手腕は多くの競馬ファンから信頼を集めています 。特に重馬場などの悪条件下でも力を発揮する技術力の高さが評価されています

騎手別成績統計
騎手名 勝率 連対率 複勝率
C.ルメール 28.7% 47.3% 54.1%
川田将雅 25.4% 43.8% 50.6%
戸崎圭太 21.9% 39.2% 46.7%
横山武史 19.6% 35.8% 43.2%
D.レーン 17.8% 32.4% 39.7%

東京競馬場 芝2400m 過去の名勝負!

● 2005年 日本ダービー(GI) ディープインパクト

2005年の第72回日本ダービー(GI)はディープインパクトのためのレースと言っても過言ではありません。パドックでの入れ込み、スタートは出遅れ気味、レースはかかり気味、と普通の馬なら消えてしまう状態もいつものこととばかり、3コーナーから徐々にポジションを上げ、直線では馬場のど真ん中を通り2着に5馬身差をつける圧勝劇でした。生涯成績は14戦12勝、産駒にコントレイルやグランアレグリア、ジェンティルドンナなどの名馬を排出した、日本競馬を代表する超スーパーホースです。

● 2020年 ジャパンカップ(GI) アーモンドアイ

2020年の第40回ジャパンカップは三冠馬が3頭集まるという、稀に見る伝説的なレースとなりました。レースは1000メートル通過57秒9という速いペースでキセキが引っ張り、アーモンドアイは、離された先行集団の中で待機していました。直線坂を上がる段階になるとアーモンドアイの末脚が爆発、コントレイル、デアリングタクトも猛追してきますが追いつかせず1馬身1/4差をつけて快勝しました。現在は繁殖牝馬としての活躍を期待されており、モーリスやキタサンブラックという優秀な牡馬と種付けを行っています。